遺品整理を業者に依頼するタイミングとメリット｜大阪・堺市でおすすめの遺品整理業者ランキング

遺品整理はどのタイミングで行うのが正しいのでしょうか？葬儀後なのか、四十九日後なのか…今回は、遺品整理を行うタイミングについてご説明します。

1.遺品整理のタイミング(持ち家の場合)

同居している方が亡くなられた、または一戸建て住宅で親族が亡くなられた場合だと、賃貸住宅のように急いでお部屋を開ける必要がないので、比較的ゆっくりと遺品整理を行う時間がとれます。急な他界で気持ちの整理がついてない場合などでも、少し時間をおいてから取り掛かることが出来るでしょう。

とはいっても、何かきっかけになるタイミングがないとこういったことは取り掛かりにくいものです。そこで遺品整理を行うのに適したタイミングをご紹介します。

・法要の時期
四十九日、一周忌、三回忌、七回忌など、親戚が集まる時期を目安にして遺品整理を行うという方が多いです。遺品整理のためにわざわざ遠方に住んでいる親戚に来てもらうよりも、必ず集まる機会に一気に行うのが金銭的にも体力的にも負担が少ないでしょう。親戚が集まった際に、話し合いながら整理をすると、遺産相続や形見分けなどのトラブルもなく安心です。

・各種手続きが終了してから
お通夜やお葬式が終わると、遺産の手続きや健康保険、年金などの各種手続きが待っています。死亡日からの申告に期限が設けられているものの手続きを終えて、ひと段落してから遺品整理を行う方も多いです。ひと段落ついてからの方がより故人を偲びながらの遺品整理ができるでしょう。

・故人への想いが癒えてから
心の整理がつかないままに遺品整理を行うのは精神的に辛いものがあります。急を要さない場合は最低限必要な手続きだけ終えておいて、気持ちの整理がついて心が癒えてから遺品整理を行ってもよいのではないでしょうか。心が癒える時期やタイミングはひとそれぞれです。数週間の方もいれば、二年以上かかる方もいます。

2.遺品整理のタイミング(賃貸物件の場合)

故人が賃貸物件に住んでいた場合、翌月から家賃が発生してしまいます。また、市営住宅(県営・都営)住宅であれば亡くなられたあと、14日以内にお部屋を退去しなければ延滞費用がかかってきます。賃貸物件に住んでいる場合、悲しむ間もなく退去日までに急ぎ遺品整理を行う必要があるのです。そのような場合、遺品整理のタイミングとなる目安は次の通りです。

・月末までに
賃貸住宅の場合、月末締めの契約であることがほとんどなので、翌月の家賃が発生してしまう直前の月末までに遺品整理とお部屋の明け渡しをされる方が多いです。

・四十九日後の月末
亡くなった方の魂は四十九日の間は限界を彷徨っているといわれることから、四十九日の間は家賃を支払い、お部屋を生前そのままにしておき、四十九日を過ぎてから遺品整理を行うという方も多いです。

・葬儀終了とともに行う
家族が各地遠方に住んでいて集まる機会が滅多にないという場合、葬儀が全て終了してからその足で一気に遺品整理を行い、自宅に帰ってからゆっくりと遺品を広げて故人を偲ぶという場合もあります。

3.最大でも相続税のかかる10ヵ月以内に

遺品整理に決まった時期やタイミングはありません。これが正しいということはないのです。それぞれのご家庭の事情や遺品整理をされる方の気持ちに寄り添ったベストなタイミングで行うのが望ましいでしょう。

しかしひとつだけ気をつけなければいけないことがあります。先程も少し触れましたが、申告期間に制限のあるものは早いうちに申告しておくようにしましょう。たとえば健康保険は亡くなられてから10日以内、年金は14日以内に、貯金や不動産等の相続税の課税対象となるものの申告は10ヵ月以内に行わなければいけません。期日を過ぎてしまうと手続きが複雑になってしまうので気をつけましょう。

4.急ぐ場合は業者にお願いするのがおすすめ

遺品整理を急がない場合は別として、賃貸物件のような遺品整理とお部屋の明け渡しまでに時間が限られている場合に、法要の準備や慰問客の対応に追われながら急いで遺品整理をするのは大変です。肉体的にも精神的にもダメージが多い最中、各種手続きに走りまわったり遺品整理をしたり無理をして身体を壊してしまう方も多いです。

そんな時は無理をせず遺品整理の専門業者にお願いする方法があります。専門知識と確かな経験を持ったスタッフが丁寧かつ迅速に遺品整理を行ってくれ、荷物の処分方法やごみの分別の知識も豊富なため、安心してお願いすることができます。中には遺品買取がセットになっているところもあるので、併用すればリーズナブルな価格でお願いすることも可能です。